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【6割以上が式前?】一般的な入籍のタイミングをご紹介|ウェディング・ドア

プロポーズでお互いの気持ちが固まったら、ふたりはめでたく婚約。
次は結婚式と入籍をいつにするかなど、結婚に向けての準備がはじまりますね。

ところで、この結婚式と入籍ってどちらを先にすべきなのでしょうか。
気になっているカップルも多いのでは?
結論から言うと、特にルールや慣習はなく、ふたりの都合で順番を決めて大丈夫のようです。

ただし、ひと昔前の親世代では、結婚式を挙げてから入籍するのが一般的でした。
ですので、ふたりで結婚準備を進める前に親にも相談するほうが、後のことを考えるとスムーズです。
そのあたりのことも含めて、アンケートをもとに先輩カップルたちはどのような順番にしたのか見てみましょう。

更新:2019.05.01 作成:2019.05.01

結婚式

1.先輩カップルの順番は?

 

さっそく、先輩カップルが入籍と結婚式、どちらを先にしたのか調査結果をみてみましょう。

(『プロポーズ・花嫁・花婿の結婚準備BridalNote20169月実施/既婚者100名対象)

 

Q.入籍のタイミングはいつですか?

  • 結婚式の前    ……62
  • 結婚式をあげた後 ……23
  • 結婚式をあげた日 ……15

 

アンケート結果によると6割以上が結婚式の前に入籍していますね。

この数字を多いとみるか、少ないとみるか人ぞれぞれですが、やはりひと昔前の親世代のときとは違う流れになっているようですね。

 

次にその順番にした理由についてみてきましょう。

 

1-1.式前に入籍した理由

入籍を先にしたカップルのコメント

  • 入籍して一緒に暮らしながら結婚準備をしたほうが効率的だと思ったから。
  • その順番が一般的だと思っていたから。
  • 希望していた式場の予約に行ったら1年先まで埋まっていたから先に入籍をした
  • 式の翌日に新婚旅行に行く予定だったから、先に入籍した。
  • 子どもを授かったので、結婚式する前に入籍した。
  • 彼の仕事の関係で。入籍を先にしたほうがお互い気持ちにゆとりをもってできる期間を選んだ。
  • 新居は公団住宅にしたので、入籍していないと入居できなかったので。
  • 彼と一緒に住みたいと両親に言ったら「それなら籍を入れなさい」と言われたので。
  • 彼の転勤が決まり、付いていくことにしたので、その流れで入籍した。

 

結婚式の日取りが決まらなかったり、かなり先になる場合は、とりあえず入籍だけ済ませるカップルも多いようですね。

結婚準備はふたりで決めることが多く、お互い仕事で忙しかったり、休日が合わない場合は、入籍して同居しているほうが便利、という理由もあるようです。

また、賃貸や会社の手続きは入籍をしたほうがスムーズだったという意見も少なくないようですね。

 

1-2.式当日に入籍した理由

結婚式当日に入籍したカップルのコメント

  • 結婚式と入籍を同じ記念日にしたかったから。
  • 大切な記念日は一緒のほうが特別感があるから。
  • 一緒のほうが覚えやすいから。

 

同日を選んだカップルは、記念日をひとつにしたいと思ったという意見がほとんどでした。

ただし、せっかく同日にしても書類に不備があると受け取ってもらえないので、提出前には入念にチェックしましょう。週末は役所が休みなので休日受付の場所や時間の確認も調べておきましょう。

 

1-3.式後に入籍した理由

結婚式を先にしたカップルのコメント

  • 親から結婚式より前に入籍してはいけない、と言われたから。
  • 海外で結婚式を挙げたので、パスポートの手続きをする関係で入籍は帰国後にした。
  • 結婚準備がハードで、手続き関連は後回しにした。
  • 入籍は結婚式でお披露目してからがよいと考えて。

 

やはり、結婚式を入籍前にした理由では、ご両親の希望というのが多かったようです。

また、海外ウエディングを挙げる場合、パスポートの名義変更など時間がかかることもあり、帰国後に余裕をもって行うほうがいいですね。

 

次に、入籍と結婚式どちらを先にするか、後にするか、それぞれのメリットとデメリットを考えてみましょう。

 

2.結婚式より先に入籍するメリットとデメリット

多数派の先に入籍をして、後で結婚式を挙げるときのメリットとデメリットをまとめてみました。

 

〈メリット〉

  • 新婚旅行に海外にいくカップルはパスポートの名義変更が事前にできます。

ただし、手続きにかかる時間を調べてそれに合わせて入籍と必要な書類を揃えておく必要はありますね。

 

  • 入籍に合わせて必要となる手続きを早くはじめられる。

運転免許証の書き換え、先述のパスポートや銀行口座の名義変更、保険証の手続きなど数多くあります。先に入籍を済ませると、これらの手間のかかる作業が早く始められ安心につながります。

 

  • 早く入籍することで、その分行政や会社の制度を早く受けられます。

福利厚生や扶養控除、携帯電話が同じ会社なら「家族割」が適用されたり、金銭面でメリットが受けられます。

 

  • カップルによっては「入籍したい日」があった場合、結婚式の後にこだわらなければ、ふたりが希望する記念の日に入籍できます。

 

〈デメリット〉

  • 入籍を先にする場合は、名義変更等の関係で会社への申告が必要となります。

ですので、会社にいつ結婚報告をするのかも合わせて考えなければなりません。

また、結婚と同時に退職を考えている方は、退職前に入籍をすることで、会社は事務手続きをする必要がでてくるので、入籍は退職にするようにするほうが会社に迷惑をかけずにすみます。

 

  • 入籍して同居をスタートしていると、結婚式後の新生活が新鮮みにかけてしまう可能性もでてきます。

 

  • 先述しましたが、親世代は結婚式が先で入籍はその後、という考え方も多いので、事前に話し合いをしておく必要があります。

 

3.先に結婚式を挙げてから入籍するメリットとデメリット

では、結婚式をしてから入籍をする場合にメリットとデメリットはどうでしょうか。

 

〈メリット〉

  • 結婚式という、ひとつのけじめをつけてからの入籍・同居すれば、ふたりが夫婦になったという実感が湧き、新たな気持ちでスタートできます。

 

  • 結婚式のぎりぎりまで、家族と暮らす時間が大切にできます。

結婚が決まり、家を出ると考えたとき、改めて家族のありがたさや共に過ごす時間を貴重に感じるものです。

 

  • 結婚式後の入籍は、両親を安心させることができ、無用なトラブルや心配を避けることができます。

 

〈デメリット〉

  • 結婚したといっても、それまでの生活環境が違う他人同士が一緒に暮らし始めるので、思わぬ価値感のズレを多かれ少なかれ感じてしまうでしょう。

 

  • ふたりの勤務時間や休日が合わないと、結婚式の準備はうまく運ばず、イライラするパターンもあるようです。

 

今回は、先輩カップルのデーターを元に「入籍」「結婚式」の順番についてご紹介してきました。

近年の傾向の流れどおり、先輩カップルのデーターでも入籍を先にして、その後に結婚式をするパターンが多かったですね。

どちらの順番にもメリット・デメリットがあるので、カップルの事情や考えで決めるのが一番といえます。

また、自分たちだけで決める前に両親の意向も聞くようにすることも大切です。

入籍・結婚式、どちらも人生にとって大きな節目となる日になるので、両親からの祝福を受け、ふたりにとってベストなカタチにしたいですね。

WRITTER著者紹介

くまちゃん

くまちゃん

ウェディング専属ライターの『くま』です。エステティシャンとして5年の経験がありますので、ブライダルエステは得意です!

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